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認知症のサポート・基本理念


基本理念 「おいで」の由来
「おいで」と声をかけていた壮年の時代が蘇る。
新しい大家族と共に住んでみませんか?
そんな温かい介護施設を目指していきます。


認知症のサポート
 弊社におきましては、認知症をお持ちの高齢者様のお世話を致します。
高齢者様が、住み慣れた地域社会の中で家庭的な生活環境のもとお暮らしになり、個人の尊厳と自由を守りながら安らぎと喜びのある人生をお過ごし頂けるよう、以下の認知症サポート体制にて介護させていただき努力します。


認知症サポート体制 1 医療機関との連携
 
高齢者様は加齢により疾患をお持ちになる場合が増えてきます。
認知症のケアの第一歩はまず、全身状態の健康からです。
 各高齢者施設におきまして希望により医療法人社団 みやび会  堺胃腸内科クリニックの医療管理のもと 訪問診療や往診、訪問  看護などを受ることができます。


認知症サポート体制 2 介護職員認知症研修制度
 
認知症ケアの第2歩は介護職員の認知症に対する理解です。
 ご家族でも疲弊してしまう認知症によって引き起こされるBPSD
 周辺症状はその原因を理解する事で対応できる場合が多いものです。鰍ィいでの里では代表取締役を始め職員全員で本気で
認知症ケア専門士、認知症ケア指導士を目指しています。
現在認知症ケア専門士2名、認知症ケア指導士5名が誕生し
認知症の介護に実践的なスキルを応用しています。
また、職員全体で認知症勉強会を定期的に開き医療、介護に
問わず新しい情報を取得しています。


認知症サポート体制 3 進行と迅速なケアパス
 
認知症のケアの第3歩は認知症の進行を見守るケアパスです。
高齢者は病気への抵抗力が弱く、認知症が進行するため体調不良を伝えにくい場合もあります。職員全体で認知症状の変化をケアし早期にiPadを通じ堺クリニックへ連絡し対策を話し合います。医療は疾患の面から介護は生活の面から意見を出し合い連携会議にて共通認識を決定します。


認知症サポート体制 4 非薬物療法の有効性
 
認知症は薬物療法だけではよいケアはできません。
進行を遅らせ現状維持のためには高齢者本人の意欲が深く関わるため生活を中心にADLの改善や季節感、達成感など心理面への
働きかけが有効です。


認知症のサポート体制 5 おいでの里療法
 
認知症では様々な療法が行われています。弊社におきましても
冒頭「おいでの里」の由来を述べましたが、高齢者の「ライフレビュー」「人生回想法」を行っています。
現在取組んでいるのは「年間回想法」と名付けた、1年間の季節変化にまつわるイベントを1月に1つ行う療法です。日本人は特に四季の変化を感じながら80年間生活しています。
人生回想法はスタッフの惜しみない努力と協力に加え深い愛情が必要となります。7月には若いスタッフが自ら企画したメインイベント
「おいでの夏祭り」を行います。

「人生回想法」のもうひとつのメインは食事です。1日3回80年間命を繋いできた食べ物は―美味しい―だけでなく認知症に効果を期待できる食材や食べ方を行います。
他にも療法として社会生活を取り戻すよう―会話、コミュニケーション―に重点を置いた―「ダイコン会議回想法」―と名付けた独自のデイべ―トもおこなっています。



 
認知症のサポート体制 6  ミニマムシテイ構想

認知症のサポートに建築的な側面を導入しました。
目的は人生回想法のできる建築物と介護動線のコンパクト化
自立促進施設としての機能強化です。
つまり住居そのものでADL改善やリハビリ機能をもつ建物です。

10月開業のサービス付き高齢者住宅「西山匝」及び高齢者交流施設「アユの棲みか」では独自の療法にて認知症を患っていても高齢者の持つ高い知能や技術が活かされ後世に伝えられるよう準備しております。
ミニマムシテイ構想と名付けましたこのエリアはどなたにも見覚えのある住み慣れた町の雰囲気を思い出せるようインテリアコ―デイネーターによる特別な作りとしております。町での外出が困難になっても安心して楽しく外出できるコンパクトな町ミニマムシテイは施設でなく居住区(西山匝)とパブリシテイ(アユの棲みか商店街)という町の最小エレメントを備えています。

「全国的に認知症の方の徘徊」が問題となっています。
認知症の方は人生回想しながらタイムトリップして外出しますが、
住み慣れた町は日々時代の変化を伴い記憶とはズレていきます。
この2つのズレにより町への「外出」は「徘徊」となります。
こうした問題の解決に一歩でも近づければ幸いです。
詳しくは西山匝のページにて説明致します。

どうぞ完成しましたらお越し下さい。

                        株式会社 おいでの里

                        



 こうしたサポート体制により鰍ィいでの里の介護施設は認知症の特別施設ではありませんが、どの高齢者様も安心してお暮らし頂けるよう準備しております。



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